ラブラドール・ゴールデンなどのレトリーバー種の保護・里親捜し

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ハピラブわんこのブログ「頑張るわん!」

レイを保護しました

投稿日:2019/07/07 カテゴリー:レイ 

保護からの経緯

レイはセンターからの保護依頼でハピラブに来ました。

住宅街を放浪していたところを保護されたそうです。こんなゴールデンが歩いている住宅街、不思議でなりません。

サイズから子犬のようですが、センターの見立てでは5-6歳とのことでした。しかし、仮預かり宅にきて本来の快活で好奇心旺盛な性格が出てきたのをみると、3歳くらいに思えます。

当初、センターでは人に全く興味がなく、呼んでもこちらを見ない、人がいても気にしない。ただし威嚇や攻撃も一切なくどちらかというとビビりとのことでした。たしかに最初に接見に行った際にはこちらと目を合わせようともしませんでした。

毛玉だらけで肉球は柔らかく、歯石もついていて下の歯が削れています。放置されていたかケージに入れられていたのかもしれません。外が怖くてシーツでトイレができるところを見ると外飼いではなさそうです。

性格としつけ

保護してから二週間、我が家のゴールデンを見習い、どんどんと表情が変わっていきました。現在では家族は大好き。尻尾をぶんぶん降って全身で表現します。とびつきやあまがみも出るようになりましたので、そこは勉強中ですが、生後半年ぐらいのパピーとやることは変わりません。

うちの中では毎日犬プロレスをするほど楽しく元気に暮らしていますが、外では大きなものや音、知らない人が怖いらしく、うきうき歩く瞬間と怖くて飛び上がる瞬間が交互に出てきます。

https://photos.app.goo.gl/DPrB8vNokzzPL37c9

散歩の経験がほとんどなかったようで、最初は横を歩くこともできませんでしたが、現在は犬と一緒なら問題なく楽しくお散歩できるようになりました。ただし、なぜか左側は怖くて歩けません。また上から手をかざされると怖いようです。

おもちゃは最初まったく興味を示しませんでしたが、だんだんと先住と一緒に遊んだり破壊したりするようになりました。行動は子犬と同じです。

おすわり、まてなどのしつけもまるっきり入っていないので、これから十分な訓練が必要です

トイレは外でもなかでもできます。シートでもできるので安心です。

身軽で机の上のものを取っていって食べたりかじったりする小さないたずらをします。こちらも矯正中です。

健康状態

体重は保護当初17キロ、現在は19.5キロで少し増えました。がりがりであばらが浮いていて足の筋肉も少なく後ろ足がふらふらしていましたが、だいぶ改善され遊びの時は走り回ったりプロレスしたりしています。

避妊状態はまだ未確認ですので、基本的には避妊後の譲渡となります。

栄養状態が悪いせいもあり、耳は汚れやすく歯は歯石がついていました。爪は伸び放題で丸まっていたそうですが、手入れはどこも嫌がらずにさせてくれます。

全身をなんとなくかゆがることがあり、注意してケアする必要があります。

食欲は旺盛でなんでもよく食べます。

里親さんに望むこと

何においても経験値が低く、社会化が十分にされていない子犬のような子ですので、今後もいろいろな人や犬と触れ合わせながら勉強させる必要があります。犬のロールモデルを知らず、人を少し怖がる部分がありますので、できましたらゴールデンの先住犬がいるご家庭が安心でき向いていると思います。子犬並みに遊びを求めるので、遊びに応じてくれるタイプの子だとお互いに楽しく過ごせると思います。

陽気で快活ですが、ビビりなところもあるので、性格を十分わかったうえでしっかりとしつけをしてくださる方を希望します。

今後の予定

まだ二週間ですが、最初の人に興味のなかった状態からは別の犬のように毎日楽しそうに暮らしています。まだまだ覚えなければならないことはたくさんありますが、ゴールデンのいいところをたくさん持っている小さくてかわいい子です。

避妊完了後、里親さん募集となりますので、どうぞよろしくお願いします。

レイのプロフィール


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