ハッピーラブズとは
About HappyLabs
傷つけられても、捨てられてもなお、
人間を愛することをあきらめない——
それがレトリーバーという犬種です。
HappyLabsは、そんな愛すべきレトリーバーたちの最後の砦として、2005年から20年にわたり、活動を続けている非営利のレスキューチームです。
保健所や動物愛護センター、一般家庭から保護したレトリーバーたちに、心と体のケアを施し、新しい家族との出会いをつなぐ——それが私たちの使命です。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、山梨県と長野県の一部で活動し、メンバーすべてが無償のボランティアとして日々活動しています。
これまでに保護してきたレトリーバーたち
設立の経緯と20年の歩み
HappyLabsは2005年7月、行き場を失った十頭のラブラドール・レトリーバーとミックスたちの命を救うことから始まりました。一人の力は小さくても、同じ願いを持つ仲間が集まれば大きな力になる——その信念のもとに集まった有志で活動をスタートしました。
設立から20年。メンバーの顔ぶれは変わっても、レトリーバーへの想いは変わりません。今は少数精鋭のチームで、一頭一頭にじっくり向き合いながら活動を続けています。これまでに300頭以上のレトリーバーたちを新しい家族の元へ送り出してきました。一頭一頭に物語があり、一つ一つの譲渡が私たちの誇りです。
家族を探す
レトリーバーたちの背景
The Stories Behind Them
「おとなしいですよ、賢いわんちゃんです」—ペットショップやホームセンターでこう勧められ、盲導犬のイメージだけで安易に購入を決める方が少なくありません。
しかし現実は違います。大型犬であるレトリーバーは、毎日の十分な運動、しっかりとしたしつけ、適切な食事管理が必要です。体重は30kg前後にもなり、散歩には相応の体力が求められます。また、医療費や食費も小型犬とは比較にならない金額がかかります。
こうした現実とのギャップから、「しつけができない」「運動をさせる時間がない」「思ったより大きくなった」「高齢になり介護が大変」といった理由で、愛護センターに持ち込まれる子がいます。また近年では、飼い主さんの入院・入所・死亡、離婚や離職による経済的困窮など、やむを得ない事情で一般家庭から保護される子が増えています。
保護から譲渡まで
From Rescue to Adoption
保護したレトリーバーたちは、経験豊富な預かりボランティアの家庭で新しい生活を始めます。
まず獣医師による健康診断を行い、ワクチン接種や避妊・去勢手術、必要な治療を施します。心に傷を負った子には時間をかけて人間への信頼を取り戻してもらい、家庭でのマナーやお散歩のルールも学んでいきます。
準備が整った子から、慎重なマッチングを経て新しい家族を探します。譲渡までにかかる費用は1頭あたり平均20万円以上。この費用は、皆様からのご寄付や会費、バザーなどでまかなわれています。
また、定期的にふれあい会を開催したりイベントに参加し、保護犬について知ってもらう場づくりもしています。
単犬種レスキュー
だからできること
Breed-Specific Rescue
日本には、特定の犬種に特化した「単犬種レスキュー(ブリードレスキュー)」がいくつか存在します。その多くは、その犬種を深く愛するファンシャーの集まりです。
HappyLabsの強みは、レトリーバー特有の性格、しつけ方法、かかりやすい病気(股関節形成不全、眼疾患など)に精通していることです。長年の経験と豊富な知識を持つメンバーが、保護犬一頭一頭の個性を見極め、最適な里親さんとのマッチングを行います。
譲渡後も、レトリーバー種ならではの相談やアドバイスを継続的に提供し、犬と里親さんの双方が幸せに暮らせるよう長期的にフォローしています。
私たちの覚悟
Our Commitment
なぜレトリーバーだけなのか。理由はシンプルです。私たちがこの犬種を愛しているからです。
全ての犬を救いたい。でも、それは叶いません。だからこそ私たちは、自分たちが最もよく知り、最も深く愛する犬種に全力を注ぐ道を選びました。
あの穏やかな目、どんな人にも尻尾を振るまっすぐな信頼——裏切られてもなお人間を信じようとする彼らを、私たちは絶対に見捨てない。その想いだけで、20年走り続けてきました。
レトリーバーが最後に頼れる場所であること。
それが私たちHappyLabsの、20年変わらない約束です。
この先もずっと——一頭でも多くの命を、つないでいきます。
レトリーバーレスキューチーム HappyLabs
