卒業生ご家族の声「むぎちゃん(旧名・六姫むつき)」
ハッピーラブズより卒業生を家族として迎えた里親さんたちに、体験談をお伺いしました。
保護犬たちとの運命の出会いから、迎える前に感じた不安、一緒に暮らしてみて困ったこと・エピソードとそれを乗り越えた方法、今まで暮らした一番の思い出などを頂いたお写真と共にご紹介します。
「保護犬」を迎えてみようと思っている方や、ハピラブ・保護団体について知りたい方の参考になれば幸いです。
里親様ご家族ご紹介
それまでにもラブ数頭と暮らしてきたT様ご夫妻は、先住犬のくるみちゃんひとりではちょっと淋しいともう一頭を保護犬からと決め、探していらっしゃったそうです。
六姫は高齢の飼い主さんが飼えなくなったと2016年に11歳でセンターに持ち込まれた子です。お年のわりにアイドルのような可愛いお顔をしていましたが、何分にも高齢のため里親さん探しは苦労するかと思われました。
が、公式サイトの六姫の笑顔に打ち抜かれたT様ご一家が、先住犬のくるみちゃんのお姉ちゃんとして迎え入れて下さいました。
卒業生むぎちゃん(旧六姫)について
🍀お名前と犬種を教えてください
むぎ(旧名六姫/むつき)
イエローラブラドールの女の子です。
🍀推定何歳でご家族になりましたか?
11歳11ヵ月
🍀一緒に暮らした時間を大体教えてください
2年4カ月
🍀卒業生の魅力と性格を教えてください
人好きで、アイドルのようにかわいいこです。
保護犬や保護団体について教えてください
🍀ハピラブはどちらでお知りになりましたか?
Web
🍀それまで保護犬をご存じでしたか?ご存じでなかった方は保護犬のイメージについて教えてください
知っていました 。
🍀保護団体についてどう思われますか。
団体によっては譲渡条件がかなり厳しいところもありますが、保護犬のために頑張って下さっていると思います。
🍀保護団体の譲渡審査が厳しすぎると言われることがあります。そのことについてどうお考えですか
難しいです。
🍀ハピラブでは現在一律三万円の譲渡費用をお預かりしています。このことと金額についてご意見がありましたらお願いします。
譲渡費用は必要なもので、金額は妥当と思います。
里親候補が引き取るかどうか決めるまで断れなくなるようなことを団体の方から言われなかったことで、ハピラブさんは無理矢理保護犬を押し付けるように譲渡するのではなく、お互いの相性をじっくり見極め、保護犬が今よりもっと幸せになれる家庭を探しているのだ、と感じました。
卒業生との運命の出会い
🍀卒業生と出会ったきっかけとその時の印象について教えてください。
私達夫婦は、長い間ラブラドール2頭と暮らしてきて、彼女達から抱え切れないほどたくさん幸せをもらいました。そんな虹の橋の向こうにいる彼女達に少しでもお返しをしたい、という気持ちが強かったので、もし次に犬を迎えることになったら、保護犬を引き取ろうと決めていました。
むぎの前に若いチョコラブを引き取っていましたが、多頭飼いの楽しさを知る私達にはもの寂しく、ホームページで一目惚れしたむぎのことがどうしても気になってしまい、里親に応募することを決めました。
🍀その時のご家族の反応は
主人にも、むぎの笑顔がかわいい写真を見せたところが、すぐに賛成してくれました。
🍀保護犬を迎える前不安や心配事はありましたか?それはなんですか?
先住犬との相性です
🍀迎えたあとに、困ったことや大変だったことはありますか?またそれはどうやって解決しましたか?
むぎはトライアルの時から年下先住犬との相性がとてもよく、仲良くしていたので、困ったことはありません。正式譲渡が待ち遠しいくらい、すぐに私達との暮らしに馴染んでくれました。
家族になってからの日々
🍀迎えたあとに嬉しかったことはなんですか?
ドライブも大好きで、よく小旅行にも出かけ、亡くなった先代を知る一緒に行った友人達からも、とても可愛がってもらいました。
近所でもかわいい、優しい子だね、と声をかけてもらい、撫でてもらうのが大好きな子だったのですぐに人気者になり、お散歩の時はいつも楽しく幸せな気持ちにさせてくれました。
卒業生との一番の思い出エピソードを教えてください。
よく覚えているのは、ハピラブのむぎ預かり家族の皆さんと一緒にむぎのお誕生日をお祝いしながら朝霧高原へ一泊旅行をしたことです。
預かりさん宅の黒ラブ君と再会してお互い嬉しそうに遊んだり、当時はまだ預かりっこだったの若い茶ラブちゃんにもご挨拶出来ました。 夜はみんなでBBQを楽しみ、むぎとの暮らしについて、私達が今本当に幸せであることを沢山お話しました。
むぎは亡くなってしまいましたが、いまだにむぎの預かり家庭の皆さんとは親戚のようなお付き合いをしています。
保護犬を迎えようと思っている方へ伝えたいメッセージをお願いします。
運良く、むぎははじめから私達との暮らしや先住犬に馴染んでくれましたが、保護犬によってはそうでない子もいると思います。しかし一生懸命愛情を注ぎ根気よくしっかりお世話すれば、たとえその子が保護犬だったとしても、子犬の頃から飼い始めた子と全く変わらないです。
むぎ、という子を迎え入れ、一緒に暮らすことが出来て、本当に良かったです。 むぎは亡くなってしまいましたが、私達にまた新しい保護犬とのご縁を結んでくれました。
現在は繁殖犬として、外の世界を知らずに育った子を新しい家族に迎え、現在もむぎがいた頃のような賑やかなで幸せな日々を送っています。