卒業犬ギンちゃんのご報告
2011年新しい家族が出来たジャック改めギンちゃん。
4月8日(水)9時23分ころにギンちゃんが永眠されたとご連絡あありました。
2013年4月に「肛門?腺がん」と診断されてから約2年。
ギンちゃん、本当にがんばりました。
手術をしたり、2週間ごとの病院通いで注射されたり、薬も飲まされたりしていたのにも係らず、全然イヤがらずのほほ~んと過ごしていました(^^♪
我が家にきた当初はトイレ関係でいろいろやらかしてくれた子ですが、それ以外では本当に良い子で、なぜこの子が飼育放棄されたのかわからないぐらいです。
そんなギンちゃんでしたが、今年入ってから急に食欲不振になり、2月半ばには
自分から全くご飯を食べなくなって、口の中にいれてあげればイヤがりながらも
何とか食べてくれる状態でした。
そして、この頃から週2回の点滴がスタートです。
やっぱりギンちゃんは嫌がらず、おとなしくさせてくれました。
良い子です。エライですね!!
3月に入ってからは、少しだけ食欲が増した時期がありました。
「ご飯もうちょっと食べるけど?」なんて目で見られた日にはもうニコニコ状態。
食事に1時間かかっても全然OK\(^o^)/という感じで、もしかしたらこのまま
元気になるかも?なんて淡い期待もしていたぐらいでした。
でも4月に入る頃には、腹水がたまりはじめ、ちょっとずつ呼吸も苦しそうになり、寝返りも多くなっていきました。
そして亡くなる3日前ぐらいから、小さな声で頻繁に呼ぶようになり、
8日の朝、ゆっくり呼吸しながらそのまま息を引き取りました。
ギンちゃんの具合が悪くなってから約4ヵ月。
この期間はいろいろ葛藤があり、できるだけのことをしているつもりでいても、
まだ何かやれることがあるんじゃないかと悩みました。
ですがギンちゃんが亡くなって10日程たち、ギンちゃんの最後の表情を思い浮かべると、おだやかな表情をしていたなぁと改めて思ったので、これで良かったのだと思っています。
たしかにまだまだ淋しい気持ちでいっぱいですが、いつかまた保護犬を迎えたいと
思えるようにしてくれたギンちゃんに感謝でいっぱいです。
そして、ギンちゃんを保護して下さった皆様や、預かり先のMさんにも
とても感謝しています。
ギンちゃんと出会って、うちの子になり、同じ時を過ごせたこと、
本当に幸せでした。
ありがとうございました。
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ギンちゃんのおおらかな性格と、それを温かく見守って下さった里親さま。
きっとギンちゃんも楽しい思い出と共に旅立っていったのだと思います。
本当にありがとうございました。