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ハピラブわんこのブログ「頑張るわん!」

卒業生メルちゃんが虹の橋を渡りました

投稿日:2019/11/29 カテゴリー:メル 
メル

2015年にハピラブを卒業し、何度かの大病を乗り越え、頑張っていたメルちゃんの訃報をご家族から頂きました。


メルの近況報告ですが悲しい報告をいたすこととなりました。

前回の報告で7月に右あばら骨の下にシコリが見つかりその後大学動物出病院にて更なる精密検査を行い脾臓と肝臓に肉腫が在り更に転移が確認されました。
担当医からは治療が不可能でメルの余命が3か月余りと告げられ私と妻は言葉を失いました。

先生からは残されたメルとの時間を大切に過して下さいと・・・・
言葉も無くメルと帰宅しましたが、この頃のメルはまだまだ元気で食欲もありいつものメルでした。

今年の夏は猛暑になり暑い盛りをメルは食欲も落ちず元気で乗り切りました。
ただ一つ変わったのは散歩に行けなくなったことです、脾臓腫瘍がいつ破裂するか分からず破裂すると命に関わる為、大好きだった海岸の散歩や外出も減り体に負担の無いように段差や階段は必ず私がメルを抱いて破裂をさせないように過ごすようになりました。

9月に入っても今年は暑さが厳しくメルがバテる事が多くなり、この頃になると更にお腹が大きく膨らみ始め動くのにメルが辛さを感じ始めた頃でした。
そんな中 メルに小さなプールを買って敷地内でプールに水を張り水遊びをさせたところメルは喜んで遊ぶようになりました、外に散歩に出掛けたかったと思います、毎年夏は海で砂だらけになり波と戯れる事がメルの夏の日常でしたから。

余命3か月と言われ10月20日頃だと家族も意識していましたが 流石に10月に入りメルが段々と自分で立つ事が出来なくなり 食欲も次第に無くなって来ました。何度も病院を訪ねメルが少しでも楽に過ごせる治療をお願いしましたが効果的な治療はありませんでした。痛みや辛い時を少しでも減らせたらとの思いでしたが・・・・

それでもメルは頑張り少しでもご飯を食べ 水もやっとの思いで飲んで居ましたが10月18日の金曜日あたりからメルの様子が一気に悪化し苦しそうな状態に。。。家族で見守る時間も多くなりました。


メルが寝込むようになり私もメルと一緒に寝てメルの状態を見ながら過ごしてきました。寝返りを打たせ、水を与えて、それも長くは続きませんでした。

令和元年10月19日・土曜日の明け方午前5時半にメルの様態が急に変わり吐いた後メルは私の腕の中で呼吸が弱くなりぐったりとなり呼吸と鼓動が止まりました・・・・・・・・・・・・・・・

メルがやっと苦しい闘病生活からは解放され 深い眠りに着いたのだと しばらくは私がメルを抱いたまま放心状態ですごしました。

その後、家族と共にメルの体を綺麗に拭き棺に納め1日間メルと過ごし昨日10月21日(日曜日)午前に家族全員でメルを火葬にいたしました。

メルは凄く気遣いの出来る子でした 金曜日滅多に全員が揃う事が無かったのに メルが心配と息子も揃い土曜日休みならと、メルが思ったか??
悲しいくらいけな気でした

メルが我が家に来て3年半 できる限りメルの気持ちを大事にし 甘えさせ ワガママを聞きそれでも家族はメルが居る事に感謝しながら過ごしてきました・・・・・
余命宣告を受け覚悟はしていましたが、今はメルの姿なく本当に寂しく残念でなりません。。メルはまだまだ長生きして過去の失ったメルの時間を我が家で少しでも取り戻し幸せに暮らして欲しい とだけ願って来ました。

ハッピーラブズの皆様からご信頼をいただき大事なメルを我々に託していただき心より感謝申し上げます。

メルの報告は終わりますが、沢山の素敵な思い出と愛らしいメルの姿は何時まで
も私達と ハッピーラブズ の皆様に残ったと思います。

本当にお世話になりまして有難う御座いました。

最後に メルの凄さを感じたことが・・・・
朝にメルが虹の橋を渡りましたが 外は激しい雨に。夕方外に出で空を見上げると海から天高く2本のハッキリと虹が現れました。。。。ビックリして妻に伝え妻も慌てて出て来て虹を見上げていました。

数分間でしたがメルが渡っていると思うと涙が止まりませんでした。

不思議な力を持ったメル でした。。。


保護当時は可愛いけれど無表情だったメルちゃん。ご家族の愛に囲まれて、日に日に可愛くなり、時々頂くお便りを私たちもとても楽しみにしていました。本当に良くして下さってありがとうございました。


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